Imony Project
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開発者の気をつけるべき点

はじめに

次期P2Pの仕様 part8の861、862の◆XoFE2Orpbo氏の個人的まとめを参考にP2P開発者が考えるべきことと、現在考えられる解決策をリストしておきます。これら全てを実現することは難しいですが、実現すれば実現するだけソフトの将来性や利用者のメリットとなり得ます。

匿名性

配布者の匿名性保持

  • 拡散アップロード
  • 中継・仲介
  • ファイル分割

取得者の匿名性保持

  • 隣接秘匿方式
  • ファイル分割

中継・転送

中継、仲介ノードの利用

中継、仲介ノードをどれくらいの頻度でどのように使うかを考える必要があります。

中継転送・直接転送の判断ができないか

片方に特徴が発生した場合は判断できてしまいます。もし判断できた場合は「取得者の匿名性保持」に問題をきたしてしまいます。直接転送であっても匿名性が保持されるかが問題です。また、だからと言って全て中継する場合はトラフィックに関するアルゴリズムの有効性の確認が必要です。

キャッシュ・転送ブロックの秘匿性

ユーザが故意でデータの改竄を行う場合にも耐えうる情報の保存方法が必要です。現在はハッシュを使用する方法が一般的です。

クラック対策

クラックされた場合においても「配布者の匿名性保持」が必要です。クラックできた場合でも強制直接転送や中継拒否等が防止し、匿名性低下について気を配る必要があります。

低水準ユーザの利用

Port0(・無提供者)の利用

上手く利用すればさらなる匿名性向上とIX負荷減少を望める可能性があります。

低速ノードの処理

渡りスレッドを占有しCPU負荷の原因となっている低速ノードを排除するかどうかの判断が必要です。

トラフィック・拡散・検索

迅速なファイル検索

目的のファイルを検索する場合においての迅速さが今後のP2P発展のためには必要です。またP2Pが普及することで生まれた「ゆっくり待って後で見る」という形にも気を使うと良いかもしれません。

ネットワーク全体のトラフィック

不必要な転送を行っていると、プロバイダ・IXへの負荷の原因となるのでできる限り避けるべきです。

拡散の十分性

十分な拡散が行われない場合、発見が不可能になる原因となります。また過剰な拡散はネットワークの負荷へつながります。

クラック対策

P2Pネットワークの崩壊につながる即消しやDOM(Download Only Member)は防止しなければなりません。

捏造対策・ファイルの消去

ネットワークからのファイルの消滅

全く消去しないと時間が経つにつれネットワークが崩壊して行きます。これを防ぐためにもファイルの消滅に関しては何かしら案を考える必要があります。きっかけとしては「古いファイルから」「需要の少ないファイルから」「何らかの消去要求があった場合」などが考えられます。

捏造対策

捏造を適切に判断し、ひっかかるユーザ数を減らし、捏造の拡散を抑制し、捏造によるネットワーク負荷の減らすことが必要です。

無限転送

存在しないファイル・ハッシュのDL要求が無限に転送されないようにする必要があります。存在しないファイルのキー情報がネットワーク上に残り続けないようにする必要もあります。

付加機能

違法ファイル交換の温床と言われないための機能

違法ファイルを共有するなと書くだけでは不十分であり、不健全な利用者はすぐ集まってくるので、健全な利用者を集めるためP2P掲示板、P2Pメッセンジャー、P2Pネットワークゲーム等のファイル共有以外にも利用価値を見出す必要があります。