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P2Pの公開スタイルの考察
データ共有P2Pの製作は著作権の影響によって制限を受けてしまっています。そこで公開スタイルについて「完全匿名型」「論文提出型」「一般公開型」の三種類に分け利点と欠点を私なりに考えて見ました。Imonyは基本的に「論文提出型」をとります。
完全匿名型
身元を全く明かさずに開発する手法です。
告知に関して
告知はかなり気を使う必要があります。協力者が出てきても直接メールや非匿名掲示板(2ちゃんねるを含む)を介して会話することは避けなければなりません。また第一発見者が発生するきっかけも考える必要があります。
- 匿名の代理人を介して2ちゃんねるに書き込みする
- 他のP2P匿名掲示板を利用し告知する
アップロードに関して
アップロードに関しては告知よりもさらに気を使う必要があります。
- WinnyやShare等の既存のP2Pネットワークを利用する
- CGIの使える無料ホームページを踏み台にして他の無料ホームページにアップする
開発に関して
自分が作成・公開したことの証拠を残してはなりません。またHDDをクラスタレベルで強制的に読み込みされても出てこないように気にする必要があります。
- ソースを暗号化した状態で維持する
- ファイルを削除する場合に再度復帰不可能なようにする
利点
- 開発における自由度が上がる
- 開発する時は動作にだけ注意すれば良い
欠点
- 発言及び公開する都度、ステップを踏む必要がある
- 匿名性をどこまで確保できでいるのかを注意し行動する必要がある
- 身元を特定された時に一番危険になる手法である
論文提出型
研究の一環であると考えて開発する手法です。
告知に関して
目的は論文であることから告知には「実験協力者を集める形を取る」か「誰かがツールとして発見して広まった形を取る」必要があります。
- 代理人を介して2ちゃんねるに書き込みする
- 公式サイトを作成し相互リンクを募る
アップロードに関して
ここで匿名性を確保する必要はありません。P2Pネットワークは転送量の問題を解決するために有効だと思われます。
- 公式サイトでダウンロード可能な状態にする
- WinnyやShare等の既存のP2Pネットワークを利用する
開発に関して
危険物の研究者と同様の精神で、開発者は予めソフトの危険性を認知している必要があります。その上でできる限り問題の起こらない工夫をしたことをわかるようにしなければなりません。
- 法にふれないように努力する必要がある
- ソフト利用者を増やす意図と取れることはしてはならない
利点
- 隠れず表で開発できる
- 論文が正式に通れば学会より擁護してもらえる可能性が高い
欠点
- 公式論文を書ける地位にいる必要、公式論文を書く必要がある
- 学会から機能追加の制限がかかる可能性がある
一般公開型
フリーソフトと同等として考えて開発する手法です。ただしデータ共有機能を表に出すのではなく、「MSN Messengerに付属するファイル送信機能」ぐらいで考えておく必要があります。
告知に関して
一般的な目的で使えるということを表に出し、広く知ってもらえるように告知します。フリーソフトとして告知します。
- 2ちゃんねるでスレッドを建てる
- 公式サイトを作成し相互リンクを募る
アップロードに関して
皆が使えるようにするだけで問題はありません。
- WinnyやShare等の既存のP2Pネットワークを利用する
- Vector等のダウンロードサイトを利用する
開発に関して
一般的な目的で使えるということを表に出す必要があります。
利点
- 大々的に開発することができる
- 一般の協力者を募ることができる
欠点
- 一歩間違えれば作者に逮捕の危険がつきまとう
- あまりデータ共有を主目的として出すと危険度があがる
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